美しいヨンジェ。
ジュヨンはヨンジェに初めて会った瞬間一目惚れしたし、初恋だった。
しかし、久しぶりに再会したヨンジェはヒゴンによってめちゃくちゃになっていた。
ヨンジェを昔のような姿に戻そうとするジュヨンにヒゴンが賭けを提案してくる。

“ジュヨン、俺たち、賭けをしようか。”
“失敗したら？”
“カン・ジュヨン、その時、お前は俺の手に死ぬぞ。”

ヒゴンの家で起きた事件を遡って追跡していたジュヨンは隠されていた密室を目の当たりにする。
真実に近づく度にヨンジェを巡る矛盾した証拠が出てくるが…

“もう一度話すが、お前、あいつのこと、あんまり信じるな。お前の人生を台無しにしたくなければ俺の言うことを聞け。”
“…誰”
“決まってるだろ。お前が死ぬほど好きなあの可愛い奴のことだろうが。”

天使のようだった彼が自分に隠している真実は何だろうか。
３年前、ジュヨンが逃げるように離れたあの家で起きたことの顛末が徐々に明らかになる。