そのカフェの社長は死なない

作品概要

作者:キム・クルチャ
タイトル:そのカフェの社長は死なない
ジャンル:ロマンスファンタジー

作品紹介

『200年くらい経ったら全部死んで誰も知らない事になるんだし、どうにでもなれ!』

Nnnnn年目不死身であり三叉路カフェの社長でもあるアヒエル・ローゼは今日もたくましい。
不死身だということがばれて実験室に連れていかれたって時間さえ過ぎれば実験室の人たちは皆いなくなるもんね。問題ない。

そんな緩い心持ちで生きながら、彼氏いない歴100年目である不死身の社長の前に、少し変わったお客さんたちが現れる。

「一日中ずっとアヒエルのお茶が浮かんで仕事ができません」
茶オタクの北部大公から、

「アヒエルといると、気が楽なんです」
極端的に内気な魔塔主、

「アヒエルが……ヴァンパイアじゃないんですって?」
少しは変な情報ギルドのマスター。

「私を信頼してください。そして、疑ってください」
皇帝になりたい皇女様まで。

カフェの隅っこでデザートを思う存分食べているのは一万年以上生きてきたドラゴンで、親切なバイトさんはワーキングホリデーで人間社会に出たエルフの王子である。

『えっと。カフェがどうしてこうなったんだろ。』

とにかく三叉路カフェ、今日も営業します。

作品を見る