オルモストヒューマン(Almost Human)

作品概要

作者:ソマリ
タイトル:オルモストヒューマン(Almost Human)
ジャンル:BL

作品紹介

彼女と別れて普通に過ごしていたアンドロイド会社EVOの社員、クォン・ヨハン。
ある日、突然会社の社長に連れられ財団のパーティーに参加することになり、そこでEVOグループの私生児であるマ・テオに出会う。
スマホと財布を丸ごと紛失したヨハンに迷わず自分のスマホを貸してくれるこの男。
お礼をしようとしたら、なりゆきで彼のお店の仕事を毎週末手伝うようになる。

「もしかして興信所に俺のこと調べさせたんですか?」
「驚いたんなら謝りますね。驚かすつもりはなかったんです」

マ・テオの丁寧な行動と親切な顔からヨハンは訳の分からない違和感を感じる。その一方、人をあまり信じることができないマ・テオは一度ヨハンを信じ始めるてから彼に限りなく物的支援と配慮を注ぐ。
そんな中、ヨハンの古い家に漏水が発生しだし。

「うちに来るのはどうです?」
「どうして僕が?」
「それは…電気がよく入るから?」

一緒に暮らし始めてからテオはヨハンに妙な興味を表す。とても魅力的ではあるが、テオにはどこか人を気まずくさせるところがあると思いながらもヨハンはなすすべなく彼に惹かれる。

しかしある事故をきっかけに二人の平穏な日常は歪み、衝撃的で巨大な真実が手術後目を覚ましたヨハンを待っていたが…。

「ただ、たまには僕もあなたに振り回されないようにあがいてみるだけです」
「……」
「毎回失敗で終わるけれど」

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